2019年2月17日日曜日

ipadとiphoneでLINEスタンプをつくろう!~②申請から承認まで!

無事承認されて現在販売中です!

2/12にipadとiphoneを使ったLINEスタンプの作り方を紹介しましたが(その時の記事は「ipadとiphoneでLINEスタンプをつくろう!~①透過PNGで画像を共有!!」をごらんください!)、その後なんとか40個イラストを作成して2/13に審査申請をし、本日2/17無事販売許可を得ることができました(^^)申請から販売まで5日でした。結構早い!

ということで、審査のリクエストからリリースまでの流れをご紹介したいと思います!

LINEスタンプをLINE Creators Studioを使って審査申請する


LINE Creators Studioでイラストを8個登録すると、↑このようなメッセージが出て販売申請ができるようになります。
ちなみに、LINEスタンプのパッケージは8個、16個、24個、32個、40個の単位で1セットとして販売することができるのですが、最低販売価格(120円)でも40個のパッケージで販売されているものが多い(売れている)ので、わたしは40個登録してから40個のパッケージとして販売申請しました。
(画像は説明用のものです。実際に手続きしている時は画像を残すのを忘れてしまいました^^;)

今回は8個しかイラストを登録していないので他の個数は選べないようになっているので、「8スタンプ」を選んで先へ進みます。(実際は一番上にうっすら見えている「40スタンプ」を選択して先へ進みました)


LINE Creators Studioで登録したイラストが出てきますので、販売したいものにチェックを入れます。(40個イラストを登録していても32個のパッケージで売ったりすることもできるわけです)



選択しおわると「次へ」が出てくるので、クリックして先へ進みます。


次はメイン画像を選びます。
ショップで表示されたり、スタンプを使う時のサムネイルになったりするので、イチオシのイラストを選びましょう!


次は販売情報を入力します。
プライベート設定で「LINE STORE/ショップ非公開」にすればショップで見た他人につかわれることはなくなりますので、自分だけ、知り合いだけで使いたいときは「非公開」にしましょう。
ただし、自分が送ったスタンプを相手が押すと販売ページに飛ぶことができるので、ショップで非公開でも買うことができてしまいます。どうしても他人に使われたくないときは、販売後自分でスタンプを購入したら(購入しないと作った自分でも使えません)すぐに販売停止の手続きをしましょう。
(販売停止はアプリからはできないので、ブラウザでLINE Creators Marketにアクセスして手続きしましょう)



タイトルは、英語圏で販売される場合を想定して英語表記も入力する必要があります。
デフォルトで、作者名と数字を使ってアプリが適当につけてくれますが、意味のあるタイトルをつけておいた方がなんとなくいいかな。


スタンプの説明文を入力します。英文も入力する必要がありますが、今回は日本だけで販売する予定だしめんどくさいのでデフォルトで入っていた文章のままです(^^;
説明文はショップでも表示されるので、わかりやすくてキャッチーな文章がいいですね!


次は写真の使用について。
LINE Creators Studioでは写真からスタンプを作ることもできますので、自分のペットの写真を使ったスタンプなんかも作ることができます。
そういった場合は「写真を使用しています」にチェックを入れます。
写真を使ったスタンプを作る場合には、被写体の許可を得ることを忘れずに!
(ペットの場合は問題ないかもしれませんが、子供など人間の場合は要注意です)


販売価格を設定します。
最低120円、最高600円ですが、動かないスタンプは40個セットで120円(50コイン)、動くスタンプは240円(100コイン)が多いような気がします。


次は販売エリアを選びます。
なるべくたくさんの人に買ってもらいたい!と思ってたくさんの国を選択すると、審査に時間がかかるので要注意。
日本語の入ったスタンプなら、日本だけでいいんじゃないかなー?


次はスタンプのテイストカテゴリを選びます。
選ばれたテイストで検索されるとヒットするようになるので、作成したイラストにあったものを選びましょう。
カテゴリは「カワイイ・キュート」「ラブリー」「カッコいい」「ほんわか・癒し」「方言・スラング」「シュール」「面白い・ネタ」「挨拶」「敬語・丁寧」「季節・行事」「吹き出し」があります。



次にキャラクタのカテゴリを選びます。
「男性キャラ」「女性キャラ」「家族・カップル」「ネコ」「ウサギ」「イヌ」「クマ」「トリ」「パンダ」「アザラシ」「食べ物」「名前・名字」「その他」から選びますが、今回の「ヤマネ」はとりあえず「その他」でしょうかね(^^;小動物というカテゴリがあってもいいのにな・・・


プレビューでショップに並んだ時の感じを確認します。
メイン画像のサムネイルが下の方のスタンプ選択画面にも表示されるので忘れず確認しておきましょう!


写真の使用についての確認がありますので、内容を確認してチェックを入れます。
肖像権の問題などありますので、ちゃんと読んで問題のないようにしておいてくださいね!
いよいよ、「リクエスト」をクリックして審査の申請です!!


「リクエスト完了」のメッセージが出て、あとは許可が下りるのを待ちましょう!
メッセージにも書かれていますが、なにか問題があってはねられた場合(リジェクトといいます)は、問題点を確認・解決後にウェブから再度リクエスト(=審査申請)することができます。再申請はアプリからはできないので要注意です。



アプリでクリエイター情報として登録したアドレスに、審査の申請をしましたという確認メールが届きます。
(スタンプ名が英語表記のほうで書かれていたので、一瞬「?」となりました(笑))

審査通過からリリースまで

申請が2/13(17:37)でしたが、2/17の午前中(11:09)に許可が下りた旨のメールが届きました!
5日と、なかなかスピーディーでした(^o^)v






LINEのほうでも、承認の旨の連絡がきていました。


アプリの申請済みリストから確認すると、タイトルの上が、「審査中」から「承認」にかわっています!

承認されたスタンプをクリックすると、ショップで並んでいるときと同じようにメイン画像と説明文、登録されているスタンプが表示されます。下の方に「リリース」ボタンがあるはずですので(写真撮り忘れてた><)それをクリックすればいよいよショップでの販売開始です!!



LINEでLINE Creators Marketから販売開始の連絡が届きます。


メールでも販売開始の連絡が届きます(^^)


実際にショップに並ぶまで少し時間がかかりますが、メールで届いたリンクをクリックすると自分のスタンプの販売ページに飛ぶことができます。

こちら↑からスタンプ買えますので、ぜひ使ってみてくださいね!!
120円(50コイン)で40個、返信に便利なスタンプをそろえています♪

イラストを40個作るのはなかなか大変ですが、売れ行きを気にしないなら自分が使いたいものをとりあえず8個作って申請してみてもいいですし、写真から作るならアプリだけでも結構いけそうなので、ぜひ自分オリジナルのスタンプ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか(^o^)♪
次はアプリだけで、アプリ内蔵のデコフレームやフィルターを使って作ってみたいと思います♪

2019年2月12日火曜日

ipadとiphoneでLINEスタンプをつくろう!~①透過PNGで画像を共有!!

とりあえずこんなん↑でもスタンプにしてみたい・・・
LINEでスタンプをつかっていると、自分でも作ってみたいなーって思いませんか?
絵をかくのが好きな人なら、自分の絵でともだちにメッセージを送れたらすてきだなぁって、きっと思ったことがあるのではないでしょうか(^o^)

また、せっかく買ったスタンプがいまひとつ使い勝手がよくなかったり、「こういうメッセージのがあったら便利なのになあ」なんて思ったこと、一度や二度はあるんじゃないでしょうか?

そんなわけで、ipadとipencilを買ってちょこちょこお絵描きをするようになったわたしも、スタンプの作り方をちょっと調べてみました!

スマホには「LINE Creators Studio」をインストールしよう!


LINEのスタンプは、いち利用者(=素人)でも「クリエイター」というカテゴリーでスタンプを販売することができるようになっています。
LINE公式で、「LINE Creators Studio」というアプリがスマホアプリとして公開されていて、これを使うとカンタンに絵をスタンプとして登録したり審査の申請をしたりすることができるようです!

iphoneのアプリではとりあえず評価が低いもよう(^^;

評価がめっちゃ低いのは、どうやら自分で作ったスタンプをあらためて買わないと利用することができない点に不満で、低い点をつけているひとが多いためのようです(^^;
まあ、気持ちはわかるけど、他のひとも買ってくれるかもしれないわけだし、そのための審査の手間や経費もかかるわけだから、アプリや申請費用が無料なだけでも良心的なんじゃないかなって個人的には思いますけどね・・・(^^;

とりあえず、このアプリでスタンプを登録する前に、スタンプ用の絵をipadで描きましょう!
アプリ内で絵を描くこともできますのでiphoneだけですべてまかなうこともできますが、せっかくipadがあるので、お絵かきソフトとipencilを使ってちょっと丁寧に作ってみます(^^)


お絵かき用に、ipadに「アイビスペイントX」をインストールしよう!


お絵かきソフトは、個人的に「ibis paint X」がオススメです。
無料で、ipad版もiphone版も使うことができます。

こちらは高評価^^無料なのに機能充実です!
アイビスペイントでは、新規作成のキャンバスサイズにLINEスタンプ用のサイズ(370×320)が用意されているのでとっても便利!
紙とペンでアナログにイラストを描いたものを写真にとって取り込んで使うこともできますが、ipencilがあればデジタルでイラストを描くのも楽ですよ~~
アイビスペイントの使い方は、こちらに詳しく解説されています!↓

アイビスペイントお絵かき講座

背景やメインキャラクター、セリフなどそれぞれ別のレイヤーに分けて描いておくと、あとあと修正したり、コピーして別のバージョンの絵(セリフや表情を変えたものなど)を作る時に便利ですよ!


さて、イラストを描く時には以下のルールがあります。

  1. スタンプのサイズは最大で370ピクセル×320ピクセル
  2. ファイルサイズは1画像1MB以内
  3. 画像の背景はすべて透過させる
  4. ファイル形式はPNG
ここでいちばん重要なのが、「3.画像の背景はすべて透過させる」です!!
透過になっていないと、せっかく申請してもリジェクトされてしまいます。

上の画像では、背景が白になっています。(赤い〇で囲ったところを参照)


レイヤーウインドウのいちばん下、「背景」とかいてあるところで真ん中の薄い市松模様のマスを選ぶと、背景が透過されて白かったところが市松模様になりました。
(左のウインドウでイラストの周りの白かった部分が薄い市松模様になっています)
「←」ボタンで画像を保存すると、ギャラリーでも同じように背景が透過されたイラストになっていると思います。


ipadの写真フォルダに画像を描き出しましょう。
このとき、「画像(透過PNG)」を選んでくださいね!レイヤーにわかれた作業用のファイルと別に、ipadの写真フォルダに透過PNG形式のファイルで画像が保存されます。



↑ipadの画像フォルダを開けた時の画面です(画像左上に「ipad」の文字がありますね)。
下のサムネイル表示のところ、赤い矢印で示していますが、透過の背景はこのように黒く表示されます。

LINE Creators Studioにイラストを登録しよう!



さて、ここからはスマホからの操作です。
(LINE Creators Studioはipad版はリリースされていないようなので、しかたありません^^;)
とりあえず緑色の枠に「+」となっているところをクリックして、スタンプとして販売したい(自分専用として使いたい場合も他の人にも使って欲しい場合も登録のしかたは同じです)画像を登録しましょう。
ちなみに、8個スタンプを登録すると販売申請をすることができるようになります。最大で40個まで登録できますが、現在売られているものをちょっと見てみたところ、動かないスタンプでよく売れているものは40個登録されているものが多いようですね。
動くスタンプの場合は24個など少ないものもありました。(たくさん作るのたいへんそうですもんね・・・)


「+」をクリックすると↑このような画面になります。
今回はイラストはすでに用意してあるので、一番上の「アルバムの写真を使う」をクリックします。
アプリ内で直接イラストを描く場合は「イラストを描く」、カメラを起動して写真を撮りながら加工したい場合は「カメラで写真を撮る」からスタンプを作ることもできます。


今回わたしの場合、ipadとiphone間のイラストのやりとりは、icloudでの画像共有を有効にしているので、ipadで作った画像は画像フォルダ内に保存するとすぐにiphoneの画像フォルダ内でも共有されています。
そんなわけで、iphoneの画像フォルダからさきほど「透過PNG」として保存した画像を選びましたが、不穏なことに背景が白くなっています(~_~;;


スタンプシミュレーターで確認すると、案の定まわりに白い四角が(T_T)
透過になっていないと、申請通りません!!!


iphone内の画像フォルダを確認してみると、ipadでは背景が黒くなっていたのに白くなっています!!!なんと、どうやらクラウドを経由している間に白背景に変換されたもようです(がっくり)


透過にしたはずなのに白背景・・・自動変換の罠!!


その後いろいろ調べて、「写真フォルダ」の設定を変えてみました。

まず、「iphoneのストレージを最適化」にチェックが入っていたのを外して、「オリジナルをダウンロード」にチェック。


下の方にある「MACまたはPCに転送」の項目を「元のフォーマットのまま」にチェック。
ipadとiphone両方とも設定を変更してみましたが、何度やってもiphoneに保存されたほうでは透過が白背景に変っています(>_<)

どうやら、icloudを経由するやりかたではどうあがいても無理のようです。

パソコンとiphoneでのやりとりの場合に、ケーブルを使って有線で移動させたらうまくいったというのをネット上でみかけたので、なんとかクラウドをつかわずに移動させる方法を考えました。
ブログに画像を載せるのにGoogleフォトを使っているので、Googleフォト経由でスマホに画像を保存してみましたが、アルバムの中では一つのイラストにつき2種類、白背景と黒背景のものが存在しているにもかかわらず、黒背景のものをスマホにダウンロードしても保存されたものを開いてみると白背景に・・・(T_T)もういやだ!


救世主「AirDrop」!!


とにかく、ipadからiphoneに画像を移動させるやりかたを調べまくっていたところ、「いちばん簡単」という方法にたどりつきました。
「AirDrop」を使う方法です!!

画像の保存されているipadと移動先のiphoneが物理的にそばにある場合、簡単にあっというまに画像を共有できます!


iphoneの設定「一般」のところに、「AirDrop」の項目があります。


AirDropの設定を「連絡先のみ」にしておきます。
こうしておくと、近くに連絡先に登録している人がいる場合、データーをすぐに共有することができます。
「すべての人」でもいいんですが、へんなひとからキモい画像とか送り付けられてくると不快なので(^^;なるべく「連絡先のみ」がいいと思います!


AirDropを使う場合は、アイビスペイントXのマイギャラリーから直接画像をわたすこともできます。
わたしたい画像を選択したら、右上のほうの、□に↑のアイコン(画像の描き出し)をクリック。
「タップしてAirDropで共有」のところに、連絡先に登録してあるひとの画像(連絡先で登録しているもの)が表示されます。
それをクリックすると、おくり先のiphoneで「ぴこっ」と音がして、画像がすぐに写真フォルダに保存されます。

AirDropで共有された画像はへんな変換なし!!そのまんま透過PNGファイルでした(^〇^)!!やったー!


ちゃんと背景が透過になっていると、こんなふうに白い部分のない画像で表示されます。


スタンプシミュレーターでも、ちゃんと背景が透過しています(^o^)/♪これでオッケー!

AirDropの使い方はアップルのサポートページに詳しく載っていますのでこちらも参考にしてみてくださいね(^^)


あとは、イラストをなんとか40個用意出来たらいよいよ販売申請してみたいと思います!

※実際は8個あれば申請できますが、最低価格が50コインときまっていてそれより安くできないため、50コインで40スタンプ発売している例が多いことから、他の人にも買ってもらいたい場合はなるべく40個登録したほうがいいのかなーと思っています。
自分だけ使えればいいなど売れ行きを気にしない場合は8個でさくっと申請してみてもいいと思います!

申請後についてはまたあらためて記事にしたいと思います!!