2019年8月1日木曜日

ハワイ島マウナケア山封鎖について(2019/7/15~)

山頂に白く並んでいるのが「すばる」をはじめとした天文台


ハワイから帰ってきたものの・・・いまだ続く騒動。


旅行直前にH.I.S.からのメールで知った「マウナケア山封鎖」ですが、ハワイ島ではかなりの騒動になっているようです。

わたしにとっては「星空ツアーが中止?!」っていう問題でしかありませんでしたが、ハワイではオアフ島も含めて大規模なデモが行われ、工事の予定も延期されるなどいまだ解決の見込みは遠いもよう・・・

これから夏休み本番で山頂からの夕日or朝日と星空観測のツアーを計画していた人も多いのではないでしょうか?

残念ながらことしは「山頂から」のツアーはあきらめるほかはないのかもしれません(^^;


発端は超大型望遠鏡「TMT」の建設計画


ことの発端は、マウナケア山に新たな超大型望遠鏡「TMT」を建設する計画がもちあがったこと。

天体観測に適した場所という以前に、地元の人たちにとっては神聖な場所でもあります。

すでに13基もの天文台があるのに(←このニュースでわたしも初めて知りました^^;)これ以上つくるのか!と地元の人たちはご立腹なのです。

毎回「これが最後」という言葉を信じてきたのに・・・という思いもあるようです。

超大型望遠鏡の建設でわたしたちにもたらされる恩恵も大きいとは思いますが、そのために自分たちの大切なものをないがしろにされるのか、という怒りもわかるわけで・・・

この問題、早くいい解決点を見つけられるといいのですが。

ハワイ島のひとたちにとって大切な場所であるからこそ、わたしたちに感動の景色を見せてくれるマウナケア山。

そこからの景色を再び見せてくれる日は、いったいいつやってくるのでしょうか・・・


参考:CNNニュース「ハワイ島の超大型望遠鏡計画、先住民グループが工事を阻止(2019/7/22)」

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